銀座線工事に伴う特殊な運用
皆様こんばんは。
本日は、11/6(日)に行われた銀座線渋谷駅付近の線路切り替え工事に伴い発生した特殊な運用について、何枚か写真を貼っていきます。
初めは渋谷ヒカリエから撮影した工事の様子を。
銀座線・渋谷駅のホームを約130m程東に移すために、線路を付け替えてホームの用地を確保する計画だそうです。
この日は、浅草~溜池山王駅間と、青山一丁目~表参道駅間で折り返し運転が行われていました。
青山一丁目~表参道駅間で行われていた折り返し運転は特殊な形態で、表参道を発車した列車は外苑前、青山一丁目と停車したのち、元来た線路を表参道に向けて逆走していきます。逆走時は回送という扱いでした。
この区間も運休してしまうと、外苑前駅へ鉄道でアクセスする手立てがなくなるため、このような形をとっています。
というわけで、表参道駅へ。
この工事の後は見られる機会はまずないのではないかと思う「青山一丁目行き」。
運転間隔は12分おきでしたが、外苑前駅を利用するお客さんが思いのほか多かったです。この電車にわざわざ表参道から青山一丁目まで乗る人もいましたが……。
あと、この時はLCDが東京メトロのロゴマークだけの表示になっていました。
私も青山一丁目駅まで乗り通し、半蔵門線で永田町、南北線で溜池山王駅へ。
「溜池山王始発・終着」の電車も普段は見ることができません。
この後、あるイベントで上野駅まで向かい、そこから再び銀座線に乗車。
何だこの取ってつけたような「溜池山王 Tameike-Sanno」は。下のローマ字が分断されてるやないか。
LCDも溜池山王行に対応しています。なら青山一丁目行きにも対応できるんじゃないの?
いつもと違う銀座線を楽しんでいましたが、途中で01系とすれ違ったため、「これ、01系の溜池山王行きを狙えるんじゃないか!?」と思い、日本橋駅で下車。
すると、すでに何名か先客がいました……。
昭和59年から32年間銀座線で活躍していた01系も、気づけば第4・22・30編成の3本のみとなってしまいました。
2000形以前の時代を知らない私にとっては、まさに銀座線といえば01系。路線図上に現在地を表すランプが点灯する独特なタイプの表示板は、今でも印象に残っています。
1000系が登場した時には目もくれなかった01系ですが、だんだんと数が減っていくうちに愛着がわいてきました……。
そんな01系の「溜池山王行き」は、もしかしたら今を逃すと二度と見られないのではないかと思うと、目から涙が出てきました。
そして……
それは、私の前にやってきました。
あまり良い構図で撮影できなかったのが心残りですが、01系第22編成による「溜池山王行き」を記録できた喜びはひとしおでした……。
この工事、今月19日(土)と20日(日)にも行われます。その時、01系はどんな運用に入るのでしょうか。もしかしたら、青山一丁目~表参道のピストン輸送運用に入るかも・……。
本日は以上です。お付き合いありがとうございました。